二千円札消費に目覚めた
ある日のネットサーフィン中、私はとても興味深いブログに出会ってしまった。
ルーガさんという方が書いているブログ。
なんでも、二千円札を消費する活動をしているらしい。
私は沖縄に住んでいるわけでもないので、ここ10年で1回ぐらいしか二千円札を目にしたことがなかった。
無性に二千円札を使ってみたくなった。
調べてみると、銀行で普通に両替してくれるらしい。
私の地元の信金は、同一紙幣の両替は50枚まで無料ということだったので、
2000円×50枚=10万円を握り締め、平日昼間の銀行に向かった。
両替の申込書に記入後、受付の人に渡すと「在庫があるか確認してきますので少々お待ちください」と言われた。
そうか、不人気だから在庫がない可能性もあるのか。
その後、無事在庫があったので、50枚の二千円札をGETした。
それからというもの、現金を使用する機会があれば、せっせと二千円札を使用している。
手持ちがなくなる度に、10万円を握りしめて銀行に両替に行く。
私は基本的に、クレジットカードやなんちゃらPayが使える店では現金を使わない。
現金を使うのは、現金しか使えない状況の時だけだ。
病院、現金しか使えないスーパー、駅の券売機、お祝儀、飲み会の会費、サイゼリヤ、丸亀製麺など…。
現金での支払いはせいぜい年間30~50万円程度だろう。
それでも、私のおかげで二千円札が世の中に流通していると思うと嬉しくなる。
二千円札を使用するメリットは色々あるが、誰も指摘していないものを一つ挙げておく。
それは、「財布の中を新札で満たしやすい」こと。
財布の中が新札ばかりだと気分が良いでしょう。
せっかく新札に両替してもらっても、1万円札や5千円札だとお釣りの千円札の枚数が増えがちになるし、
かといって千円札だけである程度の金額を財布に入れておこうと思ったら、枚数が多くなりすぎる。
二千円札が一番、財布の中を新札で満たしやすいのである。